
このカットもなかなかでしょう?
森田芳光の映画のなかで一番好きな映画です。
「悲しい色やねん」や「そろばんずく」よりもなのはもちろん
「それから」やあの傑作「家族ゲーム」よりも好きな映画です。
終電がなくなってえんえんと歩くシーンがいいんですよ。
庄内の人はあまり歩かないけど
東京の人は結構歩くし
酒飲んで終電なくなって歩くなんてコトはけっこうあって
そういう意味でもなんか懐かしい・・・
落語の世界の話でその意味では日本的なんだけれど
どこかフランス映画のようなところもある。
見てない方は必見です。

鈴木清順が、この4人の役者の味を見事に引き出しています。
原田良雄の無頼 敏八のインテリジェンス
大谷直子の透明性 大楠道代の妖艶

人生の不可解さを描いて、魅惑的・・・

人のたたずまいが、今とちがうと思われるのです。
ある意味淡々と、燈台守夫婦の日常が綴られるのですが
その積み重ねが、中盤以降驚くべき実感を持って
見ている側に迫ってきます。

木下恵介の映画自体が今現在不遇な時代だと思いますが
もっと見直されてもいい映画だと思います。

これは、世界遺産ものです。映像による音楽詩(なんて言葉は変か)
台詞すべてが音楽になっているわけだけれど、文字通りすばらしい音楽になっている。
色彩もまた音楽している。
日本映画でこんなに色を使ったら、まちがいなく下品になってしまうところを
色彩たちのアンサンブルにまとめ上げてしまっている。
主演のカトリーヌ・ドヌーブの妖しさというか危うさも見もの。
好き嫌いはあると思うが、やはり美しい。
「太陽がいっぱい」のアラン・ドロンではないけれど
ドヌーブはこの映画にはまっている。主人公の女性の行動が
ドヌーブだからこそ「ありえるな」と思ってしまう「危うさ」がある。
でもラストの彼女が一番映画の中で美しかったと思ったのは私だけだろうか・・・

しかしそれにしても、なんてセンスのいいポスターなんだ。
映画「ふるさとがえり」上映会
主演 渋江譲二 佐藤仁美 出演 村田雄浩 高畑淳子 斉藤洋介
監督 林 弘樹 脚本 栗山宗大
それは人生の宝物に出会えるような「ものがたり」
その昔・・・亀を助けた少年たちが
ふるさとの平和を守るというおかしな伝説があった そして始まる、その少年たちと 大人になってしまった私たちの物語全国巡回絶賛ロードショー中!
2月18日(土)第一回 10:00~ 開場 9:30
第二回 14:00~ 開場 13:30
場所 酒田港座大劇場 (日吉町1-6-9)
お問合せ・申し込み 田中 俊久 furusatosakata@gmail.com

ジェームス・ディーン、マーロン・ブランド、ポール・ニューマン
この3人に共通するものは何でしょう?
答えは、アクターズスタジオ出身、しかも同期。
3人とも映画界に確かな足跡を残したアクターだけれど、
3者3様。
ブランドはここという時に、誰にもまねのできないほどの強烈な演技をして映画の歴史に
名前を留める。
「乱暴者」「波止場」など鮮烈な印象を残し、一時代を築いた一方で
浮き沈みが激しく長い間、落ちぶれてしまっていた。
しかしその後で、あの「ゴッド・ファーザー」で劇的に復活をとげた。
ポール・ニューマンはデビュー仕立ての頃「第二のブランド」などど
まがい物の様に言われ、ジェームス・ディーンが断わった「銀の盃」の主役を射止めるが映画は不評で
その後ディーンの死によって「傷だらけの栄光」の主役を得てその演技で評価を得てからは
俳優人生は晩年まで順風万反。息子の死という試練はあったものの、俳優としても実業家としても
成功し、また監督作でも高い評価を得て、カーレースの世界でもル・マン耐久レースで総合2位などの
実績を残すなど、マルチな才能を開花させた。まさに人生の成功者であると言える。
さて、ジェームス・ディーンである。
主演作品を3本残し、撮影後にカーレースに出るために運転していた公道で
事故を起こして帰らぬひととなってしまった。
アカデミー主演賞に3年連続ノミネートされたのは記録だそうである。
しかもそれがすべて死後のことなのだから・・・


勝新太郎は小さい頃、父親の杵屋勝東治に連れられて港座界隈で遊んでいたとのこと。
当然兄の若山富三郎も一緒。
父の杵屋は長唄三味線方である。台町にも弟子がいたらしい。
その頃の台町はそりゃあ風情があったでしょうね。

長唄はよくわからないけれど。座頭市はわかります。傑作です。
勝自身の映画やテレビシリーズ
ビートたけし版、女座頭市、慎吾ちゃん座頭市といろいろな座頭市が作られましたが
この映画は座頭市の第一作。全てはここから始まりました。1962年作品

ハイスクールを卒業して、明日は旅立つという日の「ワンナイト物」
地方都市の「リトルタウン物」でもある。
地方都市に住んでいた、もしくは今も住んでいる人間には
よ~くわかる映画です。
何故か私このカテゴリーの映画が好きでして
ワンナイト物としてはスコセッシの「アフターアワーズ」
一夜じゃないけど、ランディスの「眠れぬ夜のために」
リトルタウン物なら「素晴らしき哉、人生!」「ノーバディーズフール」「ラスト・ショー」
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」・・・・と数え上げたらキリがない。

今気がついたけれど、「ワンナイト物」でありながら、「リトルタウン物」であるのは、
この中ではこの「アメリカン・グラフィティー」だけなんですね。

全編1962年当時はやっていたオールディーズがかかっているのだけれど
この曲たちをかけているのは街のはずれにあるラジオ局のDJ(ウルフマン・ジャック)という設定なのだけれど、映画の中でこの存在がとてもよく効いている。
街の規模がなんとなくわかるし、これからの人生のアドバイスを素直に聞けるのは
大人と若者との中間の存在であるこのDJだけである。

大学が決まった後の高3の春の前の季節はこんな気分だったかもしれない。
自分が生まれ育った街への嫌悪と愛着。
これから旅立っていく都会への期待と不安。

気の合う仲間達との別れ

若い頃の冒険とスリル

居場所ってあるよね。

気に入った場所だったり
仲間だったり

誰しもが身に覚えのあるようなエピソードを落書き(グラフィティー)のように綴っていく。

ジョージ・ルーカスの第2作目。
フランシス・フォード・コッポラのプロデュースの1974の日本公開作品。
ルーカスの自伝的作品と言われている。
また、本格的にデビューしていなかったハリソン・フォードも出演している。
大工の仕事で食いつないでいたらしい。