ヒッチコックに出会ったのは、20年位前に封切映画館での何作品かのリバイバル上映。
もちろん、その前にテレビの日曜映画劇場
などで、「疑惑の影」や「レベッカ」などを観てはいた
のだけれど新宿の映画館などで「裏窓」「めまい」など
に出会って、ワクワクドキドキ興奮してその作品群に
分け入った。個人的には「裏窓」あたりがスキなのだけれ
ど、「めまい」などにも少し出ていた神経症的なセンが
「サイコ」に結実していて、ヒッチコック作品という
カテゴリーさえ離れて、「サイコ」というカテゴリーを
形作って、その後の映画たちに与えた影響というものは
とても大きい。映画の歴史において、「サイコ」以前
「サイコ」以後というものがあるような気がする。
みなさん
あらためて、「サイコ」体験をしてみてはいかがだろう。